どうも、ナル(@naru_runa0610)です!
殺処分ゼロを目指し、保護猫活動を行う。
この夢に向かうには見たくはない、しかし目を背けるわけにはいかない現実が数多くあります。
その中の一つが多頭飼育崩壊です。
今日は多頭飼育崩壊の現実と私の思うところを書いてみようと思います。
多頭飼育崩壊とは?
多頭飼育崩壊とは動物を多数飼育し無秩序に繁殖させた結果、
飼主のキャパを越え飼育困難になる事を言います。
多頭飼育崩壊はなぜおこるのか?
ではなぜ多頭飼育崩壊がおきてしまうのでしょうか?
様々な理由、事情はあるのでしょうがそれは人間の事情でしょう。
全ては無計画、無責任な人間のせいだと私は考えています。
猫や犬の繁殖力1
猫や犬は一度の出産で多くの子供を産みます。
更に放っておけば1年に2度以上出産する場合もあります。
一度の出産数 | |
---|---|
猫 | 2~6匹 |
犬(小型) | 2~5匹 |
犬(大型) | 5~8匹 |
飼うのであればそのくらい調べればすぐわかります。
そしてその数がわかれば、不妊・去勢せずに数年たてばどうなるか小学生でもわかる計算です。
2人間の間違った愛情
親子兄弟を離すのはかわいそうと人に譲ることもせず、
不妊・去勢はかわいそうだと言ってそのまま動物を飼い続けた結果、
20匹、30匹、40匹と増え、経済的にも物理的にもお世話できなくなります。
そこでようやくマズイと気付き慌てても後の祭りです。
そこまで増えてしまうと不妊・去勢の手術代も数十万円かかります。
多頭飼育崩壊をなくすにはどうすればいいか
正直、物理的には簡単な話で、自分の飼育限界以上には増えないように不妊・去勢をしっかり行う事です。
にもかかわらずこれだけ社会問題として起こってしまうのはなぜでしょうか?
これはもう人間の考え方、意識の問題だと思います。
動物を飼うときは、人間の子供をつくるのと同じくらい覚悟をもって飼ってもらいたいです。
少なくても私はそのくらいの覚悟でルナをむかえました。
動物=ペットという意識を変えていかないといけないと思います。
動物=家族という意識に!
まとめ
今回は問題が深刻なだけに個人的な意見や感情的な部分が多くなってしまいました。
人間の意識を変えるのは非常に難しい事だと思います。
多頭飼育崩壊した人は最終的には動物愛護センターなど行政機関に依頼、
その事態を把握したボランティアの方達がレスキューする。
そんな話を数多く耳にします。
私もボランティア活動に参加していこうと思っていますが、
こういった事例に遭遇した場合ほとんどの飼主は悪意は無く
「かわいそうで不妊・去勢できなくて」
「親兄弟と離れ離れはかわいそうで」
そういった気持ちのままだと聞きます。
そんな中数十匹の猫や犬を保護し、世話し、里親を探す活動をされている、
ボランティアの方には本当に頭が下がります。
私は飼主がそんな事を言っていたらきっと激怒していろいろ言ってしまうと思います。
ボランティアとしてつとまるのか不安な部分ですが(^^;
非常に難しい問題だと思いますが、動物を本当に愛して大切に思っている人達がたくさんいて、
少しでも動物が幸せに暮らせる世の中にしようと努力されています。
私もそんな人達と動物が幸せに暮らせる世の中をつくって行きたいと思っています!
それでは今日もまた一歩
猫と人の理想郷が近づきますように!