どうも、ナル(@naru_runa0610)です!
今日は「野良猫」と「どら猫」の違いについてです。
日本語は実はかなり難しい言葉で、1つの物事をいろいろな言葉で表現することがよくあります。
例えば「雨」
英語では「rain」ですが、日本語では「霧雨」「春雨」「梅雨」「五月雨」などなど400以上の呼び方があるそうです。
そんな難しい日本語ですが、今回は「野良猫」と「どら猫」の違いを解説します。
この記事を読むとわかること
「野良猫」と「どら猫」って何が違うの?
では実際に「野良猫」と「どら猫」って何が違うのか?
調べたものを見比べてみます。
1野良猫
野良猫(のらねこ)とは、人間の生活圏に生活するイエネコのうち、人間に直接的に飼育されていない・特定の個人が住む家屋をねぐらとしていない個体の総称である。
なお、戸外に出ることがあっても管理者の存在する地域猫は野良猫には含まれない。
また、人間の生活圏より離れて山野へ移り、野生動物となったものは、野猫(のねこまたはノネコ)と呼んで区別される。街の野良猫と野生化した野猫にはわずかな違いしかなく、どちらも同じという人がいることに加え、その例外もあるものの、野良猫の多くは間接的に人間生活に依存しているものである。
わかりやすく言うとこの2つがあてはまる猫です。
- 人間の生活圏でくらす外猫
- 飼主、管理者が存在しない
2どら猫
① ふてぶてしくて、よそのものを盗み食いなどする猫。
② 飼い主の定まっていない猫。
「どら猫」に関してはあまり詳しい定義が見つかりませんでした。
いろいろな辞典の記述によると、この2つが当てはまる猫です。
- 盗み食いをする猫
- 飼主の定まっていない猫
「野良猫」と「どら猫」の大きな違い
「野良猫」と「どら猫」それぞれ見比べてみました。
結果をまとめると
「野良猫」「どら猫」両方に当てはまる条件
- 飼主の定まっていない外猫
- 人間圏で暮らしている
「野良猫」も「どら猫」も飼主や管理者がいない外猫で、
さらに野山などではなく、人間圏で生活している猫をさします。
「どら猫」だけに当てはまる条件
- 盗み食いをする猫
「どら猫」は「野良猫」の条件をすべて満たしています。
一方で「どら猫」だけの条件は盗み食いをすることです。
「どら猫」の語源
「どら猫」とはいったい何からできた言葉なのでしょうか?
諸説あるようですが、有力な説は「どら息子」の「どら」からとったものという説です。
ちなみに「どら息子」とは下記のような人物です。
怠け者で、素行の悪い息子。道楽息子。放蕩 (ほうとう) 息子。
野良猫が食べ物を盗んだり、いたずらしたりする様子が
あたかもどら息子のようだったところから、
いたずらする野良猫を「どら猫」と呼び出したとされています。
まとめ
「野良猫」と「どら猫」
何が違うかの結論は、「悪さをするかどうか」でした。
「どら猫」って正直最近はあまり聞くことがなくなったきがします。
理由はいろいろあると思います。
例えば昔は魚屋にしろ縁側がある家にしろ、
野良猫が入り込める環境が多かったから。
また、今は地域猫活動やTNRが行われ、外猫の数が昔より減っている。
そんなりゆうがあるのかもしれません。
地域猫活動やTNRについては合わせてコチラもご覧ください
私が思うのは「どら猫」ってあんまり良い意味ではないので、
「どら猫」と呼ばれる外猫がいない世の中にできるのが一番だと思いました。
そんな世の中にできるように私は私にできることを一歩一歩やっていきたいと思います!
それでは今日もまた一歩
猫と人の理想郷が近づきますように!