2018年度 愛玩動物飼養管理士 課題報告問題の内容

B!

愛玩動物飼養管理士2級の課題報告問題の内容についてです

問題数は127問!!
ボ、ボリューム満点です(゚д゚;)

しかししかし全て5択の選択問題です
これならなんとか・・・なるのかな~って感じでスタートしました(^^;

 

愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題の項目別問題数

愛玩動物飼養管理士2級の課題報告問題(2018年度)は
7項目全127問となっています

 

①愛玩動物飼養管理士の社会活動   5問

②動物愛護論Ⅰ           8問

③人と動物の関係学         5問

④動物関係法令概説        39問

⑤動物のからだの仕組みと働き    5問

⑥動物の飼養管理         54問

⑦動物のしつけ          11問

 

こうして見ると動物関係法令概説動物の飼養管理の項目で
全体の70%以上の出題率となっています
これを踏まえて勉強していこうと思います

 

 

どういう問題がでるのか?【各項目ごとの例題】

それでは実際どういった問題がでるのかを
課題報告問題から、各項目1問ずつ例として載せておきます

 

①愛玩動物飼養管理士の社会活動

(例題)
日本愛玩動物協会は「公益社団法人」として認定を受けていますが、
次の①~⑤の記述うち、正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

 

①本協会の監督官庁は農林水産省であり、動物愛護管理行政を担当している国の機関は環境省である。

②本協会の監督官庁は環境省であり、動物愛護管理行政を担当している国の機関は農林水産省である。

③本協会の監督官庁は内閣府であり、動物愛護管理行政を担当している国の機関は環境省である。

④本協会の監督官庁は環境省であり、動物愛護管理行政を担当している国の機関も内閣府である。

⑤本協会の監督官庁は法務省であり、動物愛護管理行政を担当している国の機関は環境省である。

平成30年度 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は③の監督官庁は内閣府で、担当機関は環境省です

 

 

②動物愛護論Ⅰ

(例題)
イギリスで1822年に成立した法律「家畜の虐待と不当取り扱い防止条例」の提案者は誰ですか。
次の①~⑤の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

 

①ヘンリー・スピラ

②ピーター・シンガー

③ヘンリー・バーグ

④バーネット大佐夫人

⑤リチャード・マーチン

平成30年 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は⑤のリチャード・マーチンです

 

 

③人と動物の関係学

(例題)
次の①~⑤の記述のうち、意図的ではないとしても動物虐待につながるおそれが最も高くなる場合があると
考えられる行為を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

 

①愛玩動物の猫を室内で飼養すること。

②管理できないほどに多数の猫を飼うこと。

③愛玩動物の犬に不妊・去勢手術をすること。

④荷物の運搬や農耕作業に牛や馬を利用すること。

⑤畜産動物である牛を食べること。

平成30年 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は②の管理できないほどに多数の猫を飼養するです

 

 

④動物関係法令概説

(例題)
動物取扱責任者に関する次の①~⑤の記述のうち、正しいものを1つ選び、
解答用紙の解答欄にマークしてください。

 

①動物取扱責任者は、社長や店長などの業務を行う上での最高責任者の立場にある者が務めなければならないこととされている。

②動物取扱責任者を選任する場合の資格要件の1つとして、営もうとする動物取扱業の種別ごとに定められている業種での実務経験があるが、その期間は3年間以上となっている。

③動物取扱責任者は、責任者研修で得た知識および技術を、自らが担当する事業所の全職員に対して伝達指導を行う必要はない。

④第一種動物取扱業者は、選任した動物取扱責任者に、都道府県知事が行う動物取扱責任者研修を2年に1回以上受けさせなければならない。

⑤複数の事業所を有する第一種動物取扱業者は、それぞれの事業所ごとに動物取扱責任者を選任する必要がある。

平成30年 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は⑤の複数の事業所を有する第一種動物取扱業者は、
それぞれの事業所ごとに動物取扱責任者を選任する必要があるです

 

 

⑤動物のからだの仕組みと働き

(例題)
次の①~⑤のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

 

①腎臓で尿が生成される仕組みは、腎小体によるろ過と糸球体による再吸収から成り立っている。

②鳥類はたんぱく質の分解産物であるアンモニアを無毒な尿素に変えて体外に排出している。

③肝臓は門脈と肝動脈から血液を受け、肝静脈を介して血液を心臓に返している。

④呼吸運動を調整する呼吸中枢は中脳に位置している。

⑤視覚、聴覚、嗅覚等の感覚器の感度には、動物種による違いは認められない。

平成30年 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は③の肝臓は門脈と肝動脈から血液を受け、肝静脈を介して血液を心臓に返しているです

 

 

⑥動物の飼養管理

(例題)
猫の特徴に関する次の①〜⑤の記述のうち、正しいものを1つ選び、
回答用紙の解答欄にマークしてください。

 

①猫は生後1カ月以上経たないと嗅覚が発達しないので、生まれてすぐに母猫の乳首を探しあてるのは大変である。

②猫の下顎前歯の下方には鋤鼻器(ヤコブソン器官)という特殊な嗅覚器官がある。

③猫の瞳孔は犬と同様に、円形に縮小したり散大したりして、光の量を調節する。

④猫は人間が必要とする光量の6分の1程度の明るさでも物体を認識することができる。

⑤猫は光の3原色のうち赤は認識できるが、青と緑は認識できない。

平成30年 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は④の猫は人間が必要とする光量の6分の1程度の明るさでも物体を認識することができるです

 

 

⑦動物のしつけ

(例題)
猫の社会化に関する次の①〜⑤の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答欄にマークしてください。

 

①猫の社会化は離乳以前にも起こるので、離乳前から積極的に人間によって適切にハンドリングさせるようにするとよい。

②猫は見知らぬ猫に恐怖を抱くことはないので、出産直後から母親から引き離したほうが人馴れした飼いやすい落ち着いた猫になる。

③子猫は離乳前に人間と関わると人間を怖がるようになるので、離乳するまで人間は子猫に関わるべきではない。

④猫は犬と違い、生まれたときから自力で排泄することができる。

⑤猫の社会化ははっきりしていないので、人への慣れやすさは週齢や月齢には関係ない。

平成30年 愛玩動物飼養管理士2級 課題報告問題

 

正解は①の猫の社会化は離乳以前にも起こるので、離乳前から積極的に人間によって適切にハンドリングさせるようにするとよいです

 

 

まとめ

各1問ずつですが、どんな感じか雰囲気は伝わったかと思います
動物関係の学校を出ていたり、動物関係の仕事をしていたりの方は別として
普通の人だと勉強なしにやるのはかなり難しい内容だと思います

勉強の仕方としては、ただ正解をマークするのではなく
各問題の①~⑤を1問ずつこれはここが間違ってるとチェックして
全て書き込んでいきました

そうすることで1問につき5問の勉強ができるお得戦法ですw

課題報告問題の提出期日から認定試験までは3ヶ月以上あるので
問題比率の高い、動物関係法令概説動物の飼養管理を中心に勉強しようと思います!

 

それでは今日もまた一歩

猫と人の理想郷が近づきますように!

 

最新の記事はこちらから