日本政策金融公庫のメリット・デメリット

どうも、ナル(@naru_runa0610)です!

今日のテーマは政府全額出資の金融機関からの融資です。

民間銀行等は当然融資に利益を追求しますが、

日本政策金融公庫は日本経済の発展を目的に融資を行っている金融機関です。

 

日本政策金融公庫から融資を受けるメリット・デメリット

では日本政策金融公庫からの融資を利用するにあたり考えられるメリット・デメリットを見てみます。

メリット

・新規創業(開業)でも融資が受けやすい

・固定金利で金利が低めである

・無担保、無保証人でも受けられる融資がある

 

デメリット

正直デメリットというデメリットは見当たりませんでした。

通常の金融機関からの融資を考える前に、まず日本政策金融公庫からの融資を検討するのが良いと思います。

 

 

融資の種類はどのようなものがあるのか?融資条件は?

では保護猫カフェのような個人小規模事業で利用できる融資はどのようなものがあるのでしょうか?

小規模開業時に利用できそうなものは以下の2つでした。

 

1新規開業資金

新たに事業を始めようとしている方や、事業開始後7年以内の方を対象とした融資制度です。

【ご利用いただける方】
・雇用の創出を伴う事業を始める方
・現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方
・産業競争力強化法に定める認定特定創業支援等事業を受けて事業を始める方
・民間金融機関と公庫による協調融資を受けて事業を始める方
※本融資の貸付額が1,000万円以内の方については、本要件を満たすものとします。

 

【資金の使用用途】
新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする資金

 

【融資限度額】
7,200万円(うち運転資金4,800万円)

 

【返済期間】
設備資金 20年以内(うち据置期間2年以内)
運転資金 7年以内(うち据置期間2年以内)

ポイント
据置期間とは金利のみの返済で良い期間の事です。
開業当初は売上が安定しない事が多いと思うのでありがたい制度ですね!
しかし、据置期間は融資を受ける側から申し出ない限り利用することはできないようです。

 

【利率】
2.06~2.65%(平成30年8月24日現在、年利%)
利率に関しては条件や時期で変わる場合があるのでこちらをご覧下さい⇒基準利率

 

【担保・保証人】
原則必要です。

 

2女性、若者/シニア起業家支援資金

事業開始後おおむね7年以内の女性の方で、35歳未満か55歳以上の方を対象とした融資制度です。

【ご利用いただける方】
・女性または35歳未満か55歳以上の方
・新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方

 

【資金の使用用途】
新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする資金

 

【融資限度額】
7,200万円(うち運転資金4,800万円)

 

【返済期間】
設備資金 20年以内(うち据置期間2年以内)
運転資金 7年以内(うち据置期間2年以内)

 

ポイント
据置期間とは金利のみの返済で良い期間の事です。
開業当初は売上が安定しない事が多いと思うのでありがたい制度ですね!
しかし、据置期間は融資を受ける側から申し出ない限り利用することはできないようです。

【利率】
1.66~2.25%(平成30年8月24日現在、年利%)
利率に関しては条件や時期で変わる場合があるのでこちらをご覧下さい⇒基準利率

 

【担保・保証人】
原則必要です。

 

新創業融資制度

新創業融資制度とは上記の新規開業資金や、女性、若者/シニア起業家支援資金等の
融資を受ける際に利用できる特例措置の事です

 

【ご利用いただける方】
・新たに事業を始める方、または事業開始後税務申告を2期終えていない方
・雇用の創出を伴う事業を始める方
・現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方
・産業競争力強化法に定める認定特定創業支援等事業を受けて事業を始める方、
または民間金融機関と公庫による協調融資を受けて事業を始める方
※本融資の貸付額が1,000万円以内の方については、本要件を満たすものとします
・創業資金総額の10分の1以上の自己資金を準備できる方

 

【利率】
2.26~2.85%(平成30年8月24日現在、年利%)
利率に関しては条件や時期で変わる場合があるのでこちらをご覧下さい⇒基準利率

 

メリット

・無担保、無保証人で融資が受けれる

・融資までの期間が早い

 

デメリット

・通常で融資を受けるより年利が上がる

・融資額の上限が下がる(上限3,000万円(うち運転資金1,500万円))

 

新規開業で融資を受ける際、大きなハードルである担保、保証人不要は大きなメリットかと思います。

融資までの時間も通常2~3ヶ月のところが1ヶ月半ほどとかなり早くなります。

デメリットの金利は無担保・無保証人の条件を考えれば仕方ない範囲かと思います。

融資限度額に関しても、保護猫カフェの業態で考えるぶんには十分な金額です。

ポイント
新創業融資制度を利用するには融資を受ける総額の10分の1以上の自己資金が必要となります

 

まとめ

私の場合は条件的に新規開業資金しか当てはまりませんが、条件が合う方は、女性、若者/シニア起業家支援資金の利用の方が利率が低く良いかと思います。

担保・保証人の問題がネックとなった場合は、新創業融資制度の利用を考えてみましょう。

 

それでは今日もまた一歩

猫と人の理想郷が近づきますように!

 

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