![猫の熱中症対策と予防グッズ](https://i1.wp.com/neko-luna.com/wp-content/uploads/2019/08/6206CAA0-90A5-4B8E-B359-942A8082510A.jpeg?fit=1108%2C1108&ssl=1)
どうも、ナル(@naru_runa0610)です!
今日は猫の熱中症対策について書こうと思います。
猫も熱中症になるのか?
猫も生き物なので当然なります。
理由は後ほど詳しく説明しますが、
むしろ人間より熱中症になりやすいです。
この記事を読んで欲しい人
地域猫活動など行っている人
この記事を最後まで読んでいただくと、
以下のことについて詳しい知識を身に付けることができます。
この記事を読むとわかること
猫の熱中症に有効な対策
猫は人より熱中症になりやすい?
猫の祖先がリビアヤマネコであるという説が一般的に知られるようになったためか、
猫は暑さに強いと思われていることが多いように思います。
もちろん猫の種にもよりますが、暑さに特別強いことは無く、
体の構造的にはむしろ人よりも熱中症になりやすいです。
なぜなら猫は体全体から汗をかかないからです。
人間は汗をかくことで体温調整を行います。
原理については詳しくは書きませんが、
汗をかく→蒸発するときに気化熱で体温が下がる
こういった原理ですが、猫は肉球からしか汗をかかないので、
体温を下げる機能が人より劣ります。
また室内で飼われている猫は、
自分の意思で適温の場所を選んで移動することが難しいのも
熱中症になりやすい理由のひとつです。
あとこれは私の気持ち的見解が入りますが、
夏に毛皮着て暑いよねって思います(^^;
猫が熱中症になりやすい状況
猫が熱中症になりやすい状況です。
猫は本来自分が心地よく過ごせる場所を自分で探し移動します。
しかし、室内飼いの猫は自由に移動することが難しいので、
移動できる範囲内の環境に耐えるしかありません。
なので人間が猫が快適に過ごせる環境を作る必要があります。
特に下記の2つには注意しましょう。
猫が熱中症になりやすい室内環境
- エアコンがついておらず室温が高い
- 水がじゅうぶんに飲めない
猫は暑さに強いというイメージを持たれているひとが多いようですが、
正確には「我慢強い」が正解です。
病気等もそうなのですが、猫は辛いことを上手く隠すので、
飼い主が気づいてあげられるように注意しましょう。
また猫は水をあまり飲まない生き物です。
飼い主が意識して飲むように促しましょう。
留守にする際やケージに入れている場合は特に室温と水分に気をつけましょう。
猫の熱中症の症状
猫が熱中症になったとき、もしくはなりそうな時の症状です。
代表的な症状としては、以下のようなものがあります。
猫の熱中症の症状
- 元気がなくなる
- 呼吸が速く激しくなる
- ヨダレをたらす
- 痙攣(けいれん)する
- 普段より体温が高い
- 歩行がふらつく
- 嘔吐や下痢
夏場にこのような症状が出た場合は熱中症を疑う必要があります。
猫の熱中症予防グッズ
ここでは猫の熱中症予防に効果的なグッズを紹介します。
おすすめ品を厳選してますので、ぜひお試し下さい!
ピュアクリスタル 1.5L 猫用フィルター式給水器(1.5L)
水分不足は熱中症になりやすい条件のひとつです。
特に留守にする場合、器に水を入れるタイプでは
こぼしてしまって水が飲めなくなる場合があります。
そこでおすすめしたいのは、流水タイプで容量も1.5ℓと多く、
フィルターも付いているため衛生的なこの商品です。
1.5ℓ分の重さもあるため、こぼしてしまう心配もありません。
みんな大好きチャオちゅーるの水分補給用です。
水をなかなか飲まない子には、こういったウエットタイプの
ご飯やおやつで少しでも水分補給させたいですね。
みんながみんなではないですが、
ちゅーるは好きな子が多いのでおすすめです。
熱伝導率の高いアルミ材質の猫鍋です!
ひんやり冷たく、熱伝導率が良いため放熱効果に優れています。
これは個人的な感想ですが、ひんやりジェルタイプは
しばらく寝ていると熱がこもって逆に暑くなる感じがします。
また、食い破るとジェルがでるので心配な面もあります。
その点、このアルミの猫鍋であれば心配がなくて安心です。
そしてなによりデザインがかわいい!!
これは重要なポイントですね!
ペットキット/スマート ペットハウス コージー/SMART PETHOUSE COZY/PETKIT
最近ではこんな商品もあります。
ドーム型の冷暖房完備ハウスです。
自動の温度管理の他、外出先からスマートフォンでの調整も可能です。
価格は高額ですが、
外出が多い方は夏冬の冷暖房での電気代を考えると、
意外とお得な金額だと思います。
猫が熱中症になったときの対処法
猫が熱中症になってしまったときの対処法です。
※これらは一般的に有効とされる対処法になります。
実際は、動物病院に電話して症状を伝え、
適切な対処法を指示してもらうようにしてください。
まず体温を下げることが重要です。
人間よりも体温を下げる能力が低いので、
外側から冷やし体温を下げます。
やり方は、保冷剤や氷で首の頚動脈や、わきの下やそけい部などの
大きな血管が通っている部分を冷やします。
また、濡れタオルで全身をふき、気化熱で体温を下げることも有効です。
給水することも大事です。
自力飲まない場合は、指を使って鼻先につけたり、
舐めさせると飲み出す場合もあります。
はじめにも書きましたが、これらはあくまで応急処置です。
処置後は少しでもはやく動物病院を受診させてください。
まとめ
近年夏の暑さが尋常ではなくなってますね。
35度超えも珍しくありません。
昔の感覚で窓を開けて風通しを良くしておけば大丈夫はもう通用しません。
できれば部屋に温度と湿度を測れる温湿度計を置いておき、
体感ではかるのではなく、実際の温度と湿度から
冷房を入れる基準を決めるなどしておくと良いでしょう。
![](https://neko-luna.com/wp-content/uploads/2019/08/BEBF1448-4EB9-42F0-A1FF-776AD00016CA-e1565262351146-768x1024.jpeg)
うちの温湿度計です。
病気と違い熱中症は飼主の管理で防ぐことができます。
大切な家族の猫ちゃんに辛い思いをさせないようにしっかり管理しましょう!
それでは今日もまた一歩
猫と人の理想郷が近づきますように!