スーパー営業マンの営業術は勉強しても無意味な理由

どうも、ナル(@naru_runa0610)です!

今日はスーパー営業マンの営業術は勉強しても無意味な理由について書きたいと思います。

 

世の中には営業スキルアップについての本だったり、

ブログやツイッターでの情報などあふれています。

営業マンなら1度は見たことがあるかと思います。

しかしそのほとんどは学んでも無意味なものだと私は考えています。

 

結論から言うと、世の中にあるほとんどの営業スキルノウハウは、

営業能力の高いスーパー営業マンが発信しているからです。

どういうことか解説します。

 

その前に私の経歴ですが、営業歴14年(2019年7月時点)の営業マンです。

能力としては特に高い方ではないと思います。

どこにでもいる中堅からベテランに差しかかった普通の営業マンです。

 

・この記事は営業マンで頑張っているのになかなか成績が上がらない

・いろんな本を読んで勉強してるのに成果がでない

・そもそも人とのコミュニケーションが得意ではない

そういう頑張っているのに成果が出ない人にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

 

スーパー営業マンの営業術をマネしても無意味な理由

繰り返しになりますが、世の中に出回っている営業ノウハウはほとんど真似ても無意味なものばかりです。

ではなぜスーパー営業マンが発信している営業ノウハウはマネしても無意味なのでしょうか?

 

なぜかというと、世の中にある営業ノウハウのほとんどは、突出した成果を出した人が発信しているからです。

 

当然といえば当然ですよね。

普通の営業マンはまず発信なんてしません。

なぜなら普通の営業マンは自分のノウハウに価値があると思っていないからです。

 

今回私が普通の営業マンなのにそのノウハウを発信しようと思ったかと言うと、

私が実際にいろいろな営業スキルアップ本やブログなどを見て試してきて、

全く成果が出せなかったからです;

 

たとえばどういうものを試したかというと、

・営業は商品を売るのではなく人間を売れ

・売り込まずに相手に多くのGiveをする

・女性を口説く要領で営業する

 

これを読んでくれている人の中にも、試したことがある人もいるのではないでしょうか?

実際上手くいきましたか?

この記事を読んでくれているということは、

上手くいかなかったのではないかと思います(^_^;)

 

 

 

学ぶべきは凡人の営業術

ここまで読んでいただければ、

スーパー営業マンの営業術が無意味な理由が

わかっていただけたかと思います。

 

ではどのような営業ノウハウを身につければ営業成績アップにつながるのでしょうか?

ズバリ凡人の営業術です!

 

スーパー営業マンの営業術をマネしても上手くいかない一番の原因は、

ベースが違いすぎることでノウハウの目線が

全く的外れなものになってしまうということです。

 

これはどういうことか説明します。

先ほどのスーパー営業マンの営業術の例ですが、

・営業は商品を売るのではなく人間を売れ

非常にもっともらしく聞こえますし、私もなるほど!と思いやりました。

まあ結果はでませんでしたが(^_^;)

 

このときなぜ結果がでなかったのかひたすら考えました。

私が出した答えは、

「ああ、ベースが違うから同じことをやろうとしても無理なんだな」

ということでした。

 

どういう意味かというと、

スーパー営業マンは無意識に多くのスキルを使っています。

笑顔だったり、目線だったり、ジェスチャーだったりです。

そのベースを前提で考えると、商品を売るな人間を売れは正解だと思います。

 

しかし、凡人営業マンは無意識にそんなスキルは使えません。

人間を売ろうとしても、この人何しにきたの?となるだけです。

 

このことからも私は、凡人は凡人なりの営業スキルを学ぶべきだと考えました。

 

 

凡人のための営業スキルとは何か

では凡人のための営業スキルとは何なのかですが、

それは「聞くチカラ」です。

14年間、営業マンをやってきてこれが私の出した答えです。

 

こう言うともともこもないのですが、正直営業って

センスある人はいきなりできちゃったりしますよね。

14年もやっていると、そういう新人をたくさん見てきました。

 

そういうセンスある人たちは、

はじめから「しゃべるチカラ」があります。

学生時代にもよくいる友達を作るのがうまいタイプの人です。

 

話をもどすと、スーパー営業マンはこっちのタイプが圧倒的に多いです。

だから、スーパー営業マンの営業ノウハウはしゃべることへのスキルが多くなっているのです。

 

凡人はしゃべるチカラは当然そんなに高くありません。

私ももちろん14年の営業のなかでしゃべりはうまくなったと思いますが、

もともと上手い人たちと比べると劣っていると思います。

 

なのでもう一度言いますが、凡人が習得すべきは「聞くチカラ」です!

 

 

凡人営業マンの極意は「聞くチカラ」です

ここまで読んでいただくと、

いかにいままで必死に学んだ営業スキルが

的外れだったかがわかると思います。

 

・しゃべりの練習のロープレ(営業シミュレーション)
・しゃべり方の営業スキル本
・アポイントの取り方

全てしゃべる技術の練習、勉強です。

私も膨大な時間やってきました。

しかし合っていないことをいくらやっても成果はでません。

 

なぜ凡人には「聞くチカラ」と気づけたのか

ここで私がなぜ凡人には「聞くチカラ」を鍛えることが

有効と気づいたかをお話しします。

 

営業マンを5年ほどやったころの話です。

そのころの私は、いろいろな営業ノウハウを試しても成果がでず、

正直、やる気が無い状態でした。

 

5年もやると一通り仕事は覚え、出来ないことはない状態です。

しかし、トップの成績を出している人と比べるとあまり良い成果はでていませんでした。

営業をしていてもテンションに現れ、積極的なセールスができない状態でした。

 

しかし、偶然にもそこで気付きがありました。

テンションが上がらずやる気も出なかった私は、

ほとんどセールスせずに相手の話をただただ聞いていました。

すると不思議なことにいつもより数字が上がるようになったのです。

 

気付きからの変化

このことに気付いてからは営業についての考えが激変しました。

言い方は悪いかもしれませんが、楽に数字が取れるようになったのです。

 

それはそうですよね、今までは必死に話して数字が上がらない疲労感。

今は、相手に気持ちよく話させてこちらはほどよく相槌を打つだけ。

 

非常に省エネ営業ですw

 

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

 

・スーパー営業マンの営業ノウハウは凡人には無意味

なぜならスーパー営業マンは無意識に多くのスキルを使っているからです。

 

・凡人は聞くチカラを身につけるべき

特に難しいスキルは必要なく、相槌を打つだけで大丈夫です。

 

人は自分が話した事を肯定されながら聞いてもらえると満足感を感じます。

ようは気持ちよくなるのです。

すると不思議なことに物も買いやすくなるのです。

 

わかれば簡単なことですが、これは結構本質的な事だと思っています。

いろいろな営業ノウハウを試したけど成果がでないとお悩みの方はぜひ一度試してみてください!

 

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