どうも、ナル(@naru_runa0610)です!

今日のテーマは猫にとって完全室内飼いは不幸せか?です。

自由気ままな猫にとって室内で一生を過ごすことは不幸せでしょうか?

私も昔は猫は自由気ままに生活するほうが幸せなんじゃないだろうかと思っていました。

しかし、完全室内飼いを啓蒙されている方々のお話を聞いて考えが変わりました。

外飼いの方が猫にとって幸せだと思われている方もぜひ読んでみてください!

 

 

猫の生活と環境による寿命の差

現在日本での猫のおかれている環境は大きく分けて以下の3つです。

完全に室内で飼われている猫、飼い猫だが外へ自由に行き来できる猫、野良猫
それぞれの環境下で、どれほど平均寿命に差があるのか見てみます。

 

・完全室内飼いの猫    ⇒約16歳
・外と行き来する飼いの猫 ⇒約14歳(外出頻度、時間で大きく変化
・野良猫         ⇒約3歳

いかがですかこの現実は・・・

私は初めて知った時、え!!??ってなりました。

外は事故や病気等危険な事があるので、なんとなく予測はしていました。

しかし実際の数字はあまりにも残酷な数字でした。

野良猫は自由気ままでもなんでもありません必死に生きているだけです。

外と行き来する飼い猫については、外に出る頻度で大きく寿命がかわってくると思います。

例えば普段外で活動していてエサの時だけ帰ってくるみたいな感じだと、ほとんど野良猫に近い寿命になるのではないかと思います。

 

 

室内と屋外でなぜこれほど寿命に差がでるのか?

ではなぜこれほど寿命に差が出てしまうのかですが、理由は大きく3つにわけて見てみます。

1大人(成猫)になるまで生きることが難しい

悲しい現実ですが野良で生まれた子猫は、大人になれず死んでしまう事が少なくありません。

親猫とはぐれたり、事故や病気、カラスなどに襲われたり。

そんなことがなくても子猫にとってはただ冬を越すだけでも大変なことです。

 

2交通事故や縄張り争いでケガをする

人間優先の社会となっている現代の日本では、猫や野生動物が交通事故に巻き込まれ命を落とすケースも多いです。

更に、外の世界では猫達は縄張りを持ちます。

特にオス猫はその争いからケガをしていまうことがあります。

どちらの場合もケガ自体ももちろんですが、その治療ができない事が寿命を縮める要因となります。

 

3栄養不足やケガから病気になる

外での生活は十分な栄養、衛生的な水の確保が非常に難しいです。

結果体調を崩し、死んでしまうケースもあります。

②で書いたようなケガから、治療が受けられない為に感染症となり死んでしまう事も多くなります。

 

4心無い人間に傷つけられる

ただでさえ過酷な環境に身を置く野良猫ですが、

そんな罪もない命を傷つけたり、さらには奪ったりする人間がいます。

ただ殺傷が目的の犯罪者もいますが、そうでない人でも、

次のような心理から野良猫を傷つけることがあります。

間違えた愛情で考えなくエサやりを行う人間により、

近隣に野良猫が集まるようになり、

結果、糞尿の臭いや鳴き声に腹を立てて猫を傷つけるのです。

 

 

まとめ

正直、猫の本心は人間にはわかりません。

しかし、これだけの差(完全室内飼いと野良とでは約5倍)があると考えさせられるものがありますね。

私もですが、これを読んでいただいている猫好きのみなさんも、

自分の飼い猫、野良猫にかかわらず、猫ちゃんには幸せな人生(猫生?)をおくって欲しいと思っていると思います。

不幸にも短い人生を終えてしまう猫ちゃんが、

1匹でも少なくなるように私は「猫ちゃんは完全室内飼い」という考えで活動していこうと思います!!

 

それでは今日もまた一歩

猫と人の理想郷が近づきますように!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事